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【旅行記】2025年初出国

2025年初出国


旅行記です。

久々に出国しました。

2024年は1度も出国してないので、約2年ぶりの出国となりました。

ベトナム航空直行便で行くホーチミン旅行となります。

コロナ前はエミレーツでロンドンに行った2か月後にまたエミレーツでパリに行くみたいな意味不明な飛行機の乗り方をしていましたが、20年代のコロナ禍から国内専門と化していて、アジア旅行の出国でも一大イベントのような扱いになりました。

自分は海外慣れしてるんだという慢心があると久々の出国でやらかしがありそうなので、謙虚に海外旅行初心者の気持ちでひとつひとつ確認しながら準備しました。



航空券は取ったものの、準備する段階に入ると「なんで海外旅行の予定いれたんだろ」「国内でのんびりしてたほうが楽しいだろ」「チェンソーマンの映画観に行きたかったな」「わたなれ最終話リアタイしたかったな」「台風でキャンセルにならないかな」等と旅行キャンセル思想が芽生えはじめました。

以前までこの旅行前うつ的な症状は自分だけなのかと思ってたのですが、他の人(主に陰キャ)も同じようになる人も多いみたいです。

遊びの予定とかもそうだと思うのですが、実際にはじまってしまえばそれなりに楽しめるけど、それまでに「ガチで行きたくないわ……」となる期間が発生します。


旅行前夜までは普通に行きたくない気持ちのほうが強かったですが、当日京成のアクセス特急に乗って成田へ向かう旅行者に紛れて気持ちを高め、空港に到着して高級な化粧品(低解像度)の広告を見たり高級な香水(低解像度)の匂いを嗅いだりする段階になると、一気に海外旅行特有の非日常の高揚感に包まれました。

まあ日本出発の空港の時点が旅のテンションの最高地点みたいなところもあるのですが、前日までの行きたくない気持ちはなんだったのかと思うぐらい、出国予定入れてよかったなという気持ちになりました。

準備段階だと不安要素等も出てきて行きたくない気持ちも出てくるのですが、当日空港に行けば何とかなるの精神でとりあえず航空券取ってしまうというのは大事だなと思います。(準備段階で不安になれるのはトラブルも想定できるからであって、実際にトラブルに遭う可能性が高いのは「行けば何とかなるっしょ」精神のリスク過小評価勢の方々な気もするので、行きたくなくなるぐらい失敗パターンやリスクも想定できるのはそんなに悪いことではないのかなとも)


座席はオンラインチェックイン時に事前に決まってました。

往路はデフォルトで窓側席が割り当てられてました。

差額で座席指定も可能でしたが想像以上に高額でした。

中央席割り当てられたら座席変更しようかなとも思ってましたが、通路側も窓側も4,000円台はきびしいなと。

とりあえず往路は窓側引けたのでOK。


スカイチームはステイタスもないですし、PPも付帯のクレカ去年解約済みなので、出発までは暇つぶしタイムです。


今回はベトナム航空なので第1ターミナルからの出国です。

成田も第2の開港に向けて計画進行中のようですが、現在使われてるターミナルもマイナーチェンジというか、以前と比べると座るところも豊富で上質な雰囲気もあり、ラウンジ入らなくても全然いい感じだなという印象もあります。(充電可能なスペースも豊富)

天井も高くて空間も広々としていて圧迫感もない分、混雑してるラウンジと比べるとこちらのほうが快適なケースもなくはないのではとも思います。


時間があるので展望デッキに向かいましたが、現在改装中で、2026年春リニューアルオープンだそうです。


両替レートチェック。

やはり街中の金券ショップと比較すると少しレートが悪めです。

でも手間を考えれば少額であれば空港で替えてしまうのもありです。(街中の金券ショップに在庫あるのすんなり見つけられればそこで替えたほうがよさそうですが)


早朝だったので食事の予定はなかったですが、飲食店をチェックしてみると、シェイクシャックがオープンしてました。

PP使えた時はお好み焼きとすき焼き以外の選択肢がなかったですが、それを手放したことで飲食店選びの選択肢が増えました。

年に数える程の出国回数なら、普通にPPなしで都度払いで飲食店課金でよくないかという氣づきを得てしまいました。(年会費数万のクレカを払って回数制限のあるPPで飲食する場所を指定されるとかむしろ損なのでは?)

渡航先やトランジットでラウンジ使えたり、LCCで機内食でない場合は空港でタダ飯したりと、旅行スタイルによってはあったほうが便利という場合もあるので一概に不要とは言えないですが、個人的にはいいタイミングで切れたかなと思います。


セキュリティも出国審査も待機時間ゼロで爆速通過。

自動化ゲートになってから待ち時間知らずな気がします。


1時間程遅延で搭乗。

ベトナム航空らしいターコイズブルー?で統一された機内いい感じです。

シートもしっかりしててさすがFSCとなりました。


受託手荷物なしなのでFSC使うのはもったいないかなという感じは割といつもあるのですが、機内サービスとかはやはりFSCレベルのものがありがたいです。

LCCの無駄なサービス排除の姿勢はいいのですが、とにかく効率性に尖りすぎてる会社が多く、旅客の貨物化を感じる部分もあるので、今の段階では少し無駄があってもFSC派かなとなります。


離陸。

去年はPP無制限使い放題期間&すき焼き解禁で成田発LCC利用の国内旅行が多かったので、離陸時の感覚としてはあまり出国の実感が湧いてこなかったのですが、とりあえず久しぶりに島国脱出に成功という感じになりました。


ボーイング787‐10。

ベトナム航空は新しい機材が多いというのも魅力です。

A350, B787は古い機材と比べると乗ってて快適だなと感じます。(気圧の変化が小さく湿度もある)

カーボン素材比率が高い機体好きです。


機内エンターテイメントも充実。


日本の作品も多かったのでブルーロック観てました。(怜王のメンがヘラってしまう物語)


スナック配布。


ドリンクのカップにはSKYTRAX4つ星のアピールも。

たしかに日系や中東御三家、シンガポール航空と比べるとややカジュアルめな雰囲気もありましたが、個人的には居心地の良い4つ星航空会社でした。

英語での会話に関してですが、20代の頃の海外でSirと呼ばれても便宜上Sir呼びな感じ(特に米系航空会社とかだとアジア人は成人してても普通にTeenだと思われがちだし)もあったのですが、30代になるとなんとなくSir扱いされてるような印象も受けました。


機内食は日本食を選択。

空港で何も食べなかったこともあってか、かなり美味しく感じました。(実際美味しかったんだとは思うが自身のコンディションもあって加点があったと思う)


到着時に備えてSIMを挿入。

メイン端末の楽天モバイルもそのまま海外で使えると謳ってはいるのですが、実際にどれだけ繋がるのかわからないので、サブ端末にはこれまで通りプリペイドSIMを入れてくことにしました。


前半半分ぐらいはずっと日本上空なので、「まだ沖縄か…」という感じで、外の様子を眺めてる分には全然国内線と変わらない感じで進みました。

東京発(千葉だが)だとベトナムまで片道5~6時間はやや長いので、理想を言えば、沖縄挟んで3時間×2本ぐらいのフライトがいいなとも思いました。

47都道府県宿泊済みで国内は全部ホームみたいな気持ち(沖縄の人からしたら内地からきた余所者ではあるが)なので、沖縄で泊まって3~4時間程のフライトでベトナム行けたらいいなと。

沖縄や福岡がアジアのゲートウェイ的な立ち位置になれば、日本国内の東京一極集中も是正されないですかねと思ったりもします。


タンソンニャット空港は市街地から近い(8km程)ので、着陸時は都市の様子を眺めながら降りることになります。

ロンタイン空港という新空港の開港も目前に迫っていて、それが開港すると国際線はそちらに移る計画なようなので、もしかすると日本からの便でタンソンニャット空港に降りるのは今回のフライトが最後かもしれないです。

新空港はホーチミンから東に40km程離れたドンナイ省にできるようなので、羽田に対する成田のような感じになるのかなと。(成田は50~60kmなのでそれよりマシかもしれないですが交通インフラが整備されてるわけでもないし空港アクセスの時間はかかりそう)


タンソンニャット空港到着。

周囲を見渡すかぎり、ほぼ満席のフライトで隣もいましたが、隣はお行儀の良いベトナム人の快適フライトでした。

やはりFSC快適だなとなりました。

シートも81㎝ということで、6時間程のフライトの場合、80㎝あたりが基本的人権の境界線といった印象もありました。

以前乗ったスクートはLCCの中では広めの79㎝で、そのバンコクでギリ耐えという感じだったので、標準的なLCCのシートピッチ(70~75㎝)だと少しきついと感じそうです。(ジェットスターのケアンズが結構きつかった印象があるけどそれでもまだ広い方だったらしい)

ベトナムのLCCだとベトジェットも安くて乗りたいなと思ったことはあったのですが、シートピッチはかなり狭めなので、やはりできることなら人権が尊重されてるフルサービスキャリアのほうがいいなと再確認。


沖止めバス移動でした。

バス積み残し発生があったので間近で飛行機撮影タイムが得られました。


積み残された結果、次に来た豪華なバスで悠々快適移動となりました。


40分程の遅れで到着です。

入国審査も時間がかかると聞いてたので覚悟してましたが、30分程で通過できました。

航空券取ったのはHISですが、フライト情報の確認はトリップドットコムのアプリを利用してました。

リアルタイムで情報がアップデートされるので非常に便利です。


両替レートの確認をしたかったのですが、両替店のアグレッシブな姿勢に気圧されて無念の撤退。

ターミナルの外に出てもGrabのロゴを貼った客引きの勢いがすごくて、「前回もこんな感じだったな」というのを思い出しました。(Grab使う予定でもその客引きについてくと全然違うドライバーの白タクに乗ることになるのでついてかないほうがいいです)

荷物もバックパック1つなので今回はバス移動を試すことに。


152番のバスです。

路線バスはバス停で停まってくれないこともあって(減速するだけなので走ってる状態のバスに乗り込む)、日本と比べると駐停車はやや雑ではあるのですが、空港始発なので普通に停車してる状態で乗り込むことができます。

案内のおじさんも親切で、ひとりひとりの降りるところを把握していて、そのバス停が近づくと教えてくれました。


魅力はなんといっても価格です。

空港から市内中心部まで5,000ドンです。


旅行時のレートで28円です。

日本国内の旅行しかしてないと、空港バスは1,000円~2,000円程するものという意識になりますが、他所の国に行くと公共交通の事情も多種多様でおもしろいです。

ベトナムは物価が安いので、Grabやタクシーでも1,000円程で移動できると思いますが、バスの30円以下は安すぎて意味不明です。


海外で守備範囲外の言語(今回の場合はベトナム語)しかない文章に遭遇した場合は、Googleレンズを使うのがおすすめです。

一部意味がわからない翻訳も出ることはありますが、概ね内容は把握できることが多いです。


サイゴン卍會。

ベトナム到着した実感が湧いてきました。

空港ではNARUTOコラボやってるバーガーキングとかあって早速日本の存在感も感じたのですが、街中では日本の家電メーカーのロゴの撤去途中の様子もあったりして栄枯盛衰も感じました。


市内中心部には高島屋。

実家のような安心感です。

空港から30分程で市内中心部へ到達。

5倍近く遠くなる新空港でアクセス大丈夫なのか心配ではありますが、とりあえずタンソンニャット空港が使えるうちは空港アクセス近くて楽です。


今回の1泊目はバックパッカーが泊まる宿泊施設の多いエリアへ。

ドンコイ通りの都会的な雰囲気と比べるとローカル感が強く出てる印象です。


評価も高かったのでそこまで心配してなかったですが、実際到着してみると清潔ホステルで安心しました。

カプセルタイプなのでコミュ障陰キャでも使いやすい施設です。(アジアは割とカプセル型が多いけど欧米は普通の2段ベッドのドミトリーが多い)

旅慣れしてる感が出てたのか、到着から2時間程しか経ってない時から、新規の宿泊者にトイレシャワーの場所を聞かれて教えてあげたりと先輩面をして過ごしてました。(到着後着替えてハーフパンツ、Tシャツ、サンダルになったせいで長期滞在者感が出てたかもしれない)


ここを選択したのも価格で、なんと今回は1泊100円以下です。

過去に1,000円以下で泊まったことありますが、100円以下の海外宿泊はパーソナルレコード更新です。

トリップドットコムのセールでクーポン利用で取りました。

普通に泊まっても1,000円弱なのでおすすめです。



夕食のために外出。

「その日人類は思い出した。赤信号でも車が突っ込んでくる恐怖を…歩道にいても安心できない苦しみを…」というアルミンのナレーションが入るぐらい、縦横無尽に走るバイクに圧倒されました。

距離的には徒歩5分のところでも大きめの道を横断したりするときはかなり神経を使いながら移動するので心が疲弊します。

日本国内では、同調圧力だとかがネガティブな文脈で語られることが多いですが、各自が自由気ままに動き回る自由を放棄して、集団の中で規則正しく行動することで秩序が形成され、万人が安全で快適な交通というベネフィットが得られているという面もあると思います。

普段当たり前のように享受している安全な移動というのが異なる文化圏では当たり前ではないんだなと再確認できる場面でした。

日本人の個人の自由を制限して快適な公共空間の秩序維持に努める姿勢は、そうでない地域から訪れる地域から訪れた人からすると、「NPCみたいだ」という感想(揶揄?冷笑?)もあるようですが、公共空間でのNPC的な振る舞い(無害なモブを演じる)はトラブルリスクを下げることに関しては優れた行動様式だと思います。

まあカオス気味の社会の方が個人の自由度が高くて勢いというか元気があるという意味で街に活気があるというのはそうかなと感じますが、個人的にはNPC的な振る舞いができる人々と静かに暮らす方があってる感はあります。

都会の鼠と田舎の鼠の話だと、田舎の鼠派なんだろうなとも。

いい意味でも悪い意味でも成熟しきった平均年齢50歳ぐらいの高齢化進行で硬直化する日本と、発展の余地がまだ残されてて勢いのある平均年齢30歳ぐらいのベトナムでは社会が求めるノリが大きく異なるのかもしれないです。


バイク突進攻撃を潜り抜け、9月23日公園の地下にある商業施設へ。

宿泊施設から徒歩5分程。


きれいな商業施設でフードコートがあります。

旅行者だけでなく地元の人もかなり多い印象。

屋台等の衛生管理が不安な店だと食中毒リスクもないわけではないので、空調効いてて清潔感ある商業施設内のフードコートのほうが安心感があります。


安くておいしいローカルフード充実のフードコートです。


卵入りバインミー。

40,000ドンなので、日本円だと224円。

全卵2個入りなので卵だけでもタンパク質15g程は入ってますし、その他諸々でこのバインミーだけで20~25gは摂れてるんじゃないかなと思います。(海外旅行中のPFCはガバガバ判定)

日本のコンビニのタンパク質多めな総菜パンよりも安価でサイズも大きくておいしくてベトナム料理最高じゃあないっすかぁとなりました。


地下施設で通信環境が悪いということを除けば素晴らしいフードコートです。

通信に関しては、結局楽天モバイルは地上でもほぼ使い物にならず、追加したプリペイドSIMがメインとなりました。


初日は観光らしい観光はなしです(実は翌日以降も観光施設を訪れる予定はない)が、旅先でもまず大事なのは衣食住なので、宿泊施設確保して身支度整えて栄養補給場所把握という基礎固めができたのでOK。


10年前は「東南アジア旅行で1泊1,000円以下の格安施設に泊まるなんて若いうちにしかできない貴重な経験」などと思ってましたが、普通におっさんになっても同じことやってました。

Twitterでその内容をツイートしたら割と伸びて、やっぱツイッタラーの好物はキラキラ旅行よりも、人間臭さのある内容なんだろうなと。(カプセルホテルで増えたフォロワーが翌日の高級ホテルで減った)

ということで翌日はホテルホッピングで高級ホテルへ移動です。

ベトナム旅行1日目おわり。

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