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【雑記】MLB 東京シリーズ

 MLB 東京シリーズ


雑記です。

3月も旅行せず近場で過ごしているので、旅行記ではなく、近況報告的雑記をセール情報の合間の箸休めとして投稿。

2025年3月中旬の東京は、MLBの東京開幕シリーズがあったので、街中もMLB一色といった感じでした。

過去にもMLBの日本開幕や日米野球、WBC東京ラウンド等もありましたが、それとは比べ物にならないレベルの盛り上がり方を見せていて、MLB観戦が一部のオタクだけのものではなく、大衆層というか一般的な野球好き、スポーツ好きな人間にとって楽しめるコンテンツになってるなという驚きがありました。

試合のチケットの入手も困難で、自分はJALの搭乗キャンペーン当選に賭けていましたが、当然のようにお祈りでテレビ観戦となりました。

過去のMLB東京開幕は当日券も全然取れる状態だったので、ここまでチケットの入手が困難になることは予想してませんでした。(大谷効果で東京開幕も注目されるとは思ってたけどここまでのレベルとは思ってなかった)

過去のMLB東京開幕やWBC東京ラウンドでは、イチロー選手の引退試合を観たり、WBCの日本以外のチーム同士の試合を空いてるドームで快適に観たり等と色々と思い出もありますが、ここまでチケットの入手が困難だと、今回は現地で観るのは諦めだなと。(そこまで現地観戦への強いこだわりがあるわけでもないし、投球のコースとか高さとか細かい部分は映像を通じてのほうがよく見えるので)

今回のMLB東京シリーズは練習日のチケットの販売もあったりと過去に例を見ない注目度でした。





MLB東京シリーズで盛り上がる街中の様子を振り返り。


まずは渋谷のミヤシタパーク。


屋内でも屋外でもフリースペースに期間限定の展示やショップが入れ代わり立ち代わり出現する場所が多い渋谷では今何が盛り上がってるのかが視覚的にわかっていいなと。(オンライン環境だとパーソナライズされたものを見てしまうので、自分のスクリーンが野球関連の話題で埋め尽くされるとその他の人も全人類野球観てるものだと思い込んでしまうエコチェンバーに陥るけど実際にはそうではない)

一生TikTok撮ってる若者がいる空間に保守的な年寄り向けスポーツと言われる野球が入って大丈夫なのか感はありましたが、「今の渋谷は若者の街ではない」とも言われますし、まあありなのかなと。(『若者の街』という表現もそれはそれで若者自認以外の人間の排除であると思いますし)

屋上は、現状ストリートスポーツに特化した空間になってますが、空いてるスペースで球技もできるようになればより人が集まるような気もします。(野球人口減ってるとはいえ東アジアでの野球人気は根強い)


記念にグッズでも買おうかなとショップも見たのですが、ユニホームが75,000円してて泣きました。

5,000円強ぐらいのTシャツとかキャップとかが現実的かなという感じでした。


公共交通機関とのコラボも。

東武鉄道は各駅でのスタンプラリーだったり、スカイツリータウンでのイベントだったり、MLB仕様のラッピング車両の運行等を行ってました。


スカイツリーのMLB仕様特別ライティングも。(渋谷スカイからなので少しわかりにくいですが)


ゲームのチケットないですが、雰囲気だけでも味わうために東京ドームへ。


球場周辺の装飾もMLB仕様で、ゲームがない日でも多くの人が写真を撮っていて、盛り上がりを感じました。


「普段野球観ない大谷が見たいだけのにわかファンが観に行ってる」みたいな自称本物の野球ファンによる偏見もあるようでしたが、個人的には観戦マナーだとかリテラシー(野球観戦にこの単語を用いるのが適切か不明だが)は高いなと感じました。

一球一球に集中してるのが伝わってきましたし、鳴り物応援なしの試合も個人的には好きです。

日本野球の鳴り物応援の文化も尊重しますし、それが好きな人はいてもいいと思いますが、応援してる自分が好きなだけで野球自体は大して好きなわけじゃないんだろという感じの群衆の中で応援することがアイデンティティになってる自称野球ファンも多いので厄介だなと。

過激な推し活と被る部分もありますが、自分はこんなに応援してる、推しに貢いでる(グッズやチケットの消費、イベントへの参加)から偉いというのはかなり感覚がズレてますし、それを理由ににわかファンや新規参入者の観戦方法を否定する行為を許容してはいけないかなと思います。


佐々木朗希投手がコントロールに苦しんでる時に、スリーボールになると「がんばれ」の拍手が自然に起こるのも日本の野球らしい反応だと思いますし、優しいファンが多いなと感じました。(満塁のピンチで追い込んでから低めの真っすぐいった時は「入った!」という声も響きましたし)

ボール続いてストライク取るの苦労してる時に、「ピッチャー楽に楽に!」とか「力抜いて!」とかいうアドバイスはガチで嫌いでイライラしてしまうタイプだったので、自分の時もスリーボールで拍手する文化がよかったなと。(「楽に投げて抑えられたら苦労しないし、今高めに行ったのはピッチャー有利のカウントで追い込んで高めのまっすぐ振らせようという意図があって胸ぐらいの高さに投げようと思ったのが少し高めに浮いただけなんですけど!」みたいなマインドになってしまうメンヘラ投手だったので)

何事もそうですが、批評家ポジで自分はプレーしないで安全なところ(野球でいえばスタンドやテレビ画面の前とかSNS)から好き勝手言ってるだけの人間は、本当に嫌なタイプです。


インプレーの打球に触ったファン(故意ではなさそう)を糾弾しようとする自称野球ファンがいたりだとか、日本の野球ファンも言うほど民度高くないだろと思う部分もありましたが、選手の腕をつかんでボールを奪い取ろうとする本場の野球ファン(去年のWSのベッツに対して行われたヤンキースファンの愚行)と比べると、相対的にお上品に見えるのはまあそうかと思いました。

大衆は大谷選手目当てみたいな印象を持たれがちですが、実際には今永投手、鈴木誠也選手がNPB時代に所属してた球団のファンはカブスの応援してる人もいたでしょうし、NPB関係なく、単純にカブスの選手の応援をしてる人も一定数いた印象です。(PCAコールとかあったみたいだし)

ゲーム自体はさすがのワールドチャンピオンのドジャースが、ベッツ、フリーマン欠く中で圧倒的な力を見せました(昨シーズン途中加入のエドマンは相変わらずフィットしてるし、ブルペンも圧倒的に強い)が、今永投手も投球自体はよかったですし、日本人選手も存在感を示すことができてたように感じます。

山本由伸投手は昨シーズンは離脱ありましたが、今年は1年通して投げればサイヤングも狙えるんじゃないかと初登板見てあらためて思いました。(昨季の印象で今永投手が一番サイヤング近いのかなという印象もありましたが開幕の投げ合いみてると由伸はあらためてNPB最強投手だったなと)

ゲーム自体もおもしろかったですし、選手たちが日本を満喫してる様子も流れてきて、全体的にMLB東京シリーズ大成功だった印象があります。


MLBのついでにジャイアンツのショップ。

MLBと比較すると年俸が安すぎるNPBですが、その狭い範囲でも相変わらず強奪が続けられてます。

新加入選手の展示が大英博物館のそれ。

自分の住んでる国のプロ野球リーグを応援したい気持ちもありますが、組織の運営の能力の違いを考えると、ますますNPBとMLBの差は開きますし、世界の市場を相手にビジネスしてるMLBはさらに資金力を高めて、世界中から優れた選手が集まります(日本のトップ選手も含まれる)し、それは日本在住者でもMLBを観る人が増えるのは当然じゃないですかという感じもあります。

選手としても、一度日本の球団に入ると一定期間契約の自由がなくなりますし、短いプレー年数で移籍を目指すと叩かれるという因習村のようなことが行われると、最初からアメリカの大学やMLB球団との契約を目指す選手が増えるのが自然だと思います。

日本も各球団の球場の集客に関しては頑張ってるなという印象はありますが、NPB全体としては魅力的な運営とは思えないです。


今回のMLB東京シリーズきっかけでレギュラーシーズンもMLBやドジャースの試合チェックする人も増えそうです。

プレシーズンマッチで、グラスノーやスネルが投げてたのも豪華だなと。

MLBの中継で見ても身体が大きいと思いましたが、日本の球場で投げてるの見ると、さらにもう一回り大きく感じました。(グラスノーはもちろんそうだけどスネルもデカいなと)

グラスノーがあの身体で100マイル投げられるのは納得だけど、山本由伸が180弱ぐらいで同じような球投げてるのを見ると、身長やフィジカルだけでは決まらない野球のおもしろさも再認識。(野手でもベッツあたりは身長180なくて日本の一般人と大して変わらないのにあの成績残してるし)


保守的な人は「感性が失われる」だとかでデータ重視の野球を否定されてたりもしますが、個人的には色々なデータが公開されて、それを踏まえたうえで、それをどうプレーに反映させていくかというあたりも今の野球の楽しみ方かなと思ってる派です。

今季の現地観戦の機会はないと思いますが、中継はたくさんあると思いますし、アメリカでのMLB開幕を楽しみに待ちたいです。

↓こんなにドジャースの試合が毎日観戦できると思ってなかった頃に行ったロサンゼルス

そのワールドチャンピオンも含めたMLB球団に全勝した阪神タイガースとかいう謎のチームにも注目です。


再度渋谷。


渋谷TSUTAYAでは、期間限定でThe Shohei Ohtani Collection Tokyoが開催されてます。

23日までやってるので今週末暇ならおすすめです。


ドジャースの選手たちも「日本ではどこにでもShoheiがいる」と言っていますが、MLB東京シリーズの期間中は普段にも増してどこにでもいる状態になってました。


50‐50を達成した昨シーズンの野球道具等が展示されてます。

ベースの大きさ、ピッチクロックや牽制ルールの変更があったからスタート切りやすくなったといっても、さすがに50盗塁は予想してなかったですし、50本塁打はシーズン通して出れば大谷翔平ならやりかねないみたいな数字でしたが、実際にやったらやったで「ほんとにやっちゃうんだ……」となりました。

「TJのリハビリで投手お休み中に、野手専念でMLB史上初の50‐50達成でチームとしてもワールドシリーズ制覇」という文字にすると改めて意味不明な偉業を成し遂げたので、街中大谷翔平だらけでもいいんじゃないですかとなります。


実寸大の模型も。


大谷翔平はデカいというのはわかってはいるのですが、実際のサイズ感を近くで見ると、大腿部は丸太みたいですし、体幹は冷蔵庫みたいで、このサイズ感の人間が全力疾走で原付並みの速度で走ってきたら死を覚悟するだろうなというぐらいの生物としてのフィジカルの違いを痛感しました。


デコピンデザインのスパイクの展示も。

地下のショップと1階の展示は入場無料です。

虎ノ門でもドジャース関連の展示があるようですが、料金がかなり高かったので、お金のない日本人が行くなら渋谷TSUTAYAの入場無料のこちらかなと。


7階ではコラボカフェ。


ハンバーガー1,500円で少し高いなと思いましたが、あの展示無料で見れたし、それ込みで考えればいいかということで課金。(この後ジム行く予定だったので栄養補給にもちょうどよかった)


ロゴの制作過程の展示。

カフェ利用しなくても展示は無料で見れます。


そろそろ1万円札の肖像画に選ばれそう。

インフレ鎮静化してないですが、日銀が金利上げるのもそろそろ限界(上げたと言ってもまだ1.5程度だしこれ以上は評価損拡大するのできびしい)でしょうし、ハイパーインフレで今の円がだめになったら、新しい中央銀行が発行する銀行券の1万円札は大谷さんでお願いします。


他のお客さんはインバウンド観光客も多かったですが、全体的に年齢層は高めでした。(若者はハンバーガー食べるだけならマムズタッチとか行くでしょうし)


没落する極東の島国の中の唯一の希望という感じの大谷翔平さん。


2026年のWBC、それ以降のMLB日本開催も無事迎えられるよう、インバウンド観光客も含めて日本滞在してる人が安心して楽しく過ごせる国であり続けてほしいです。

惰性で日常を過ごしてるどうしようもない人間がただ楽しく野球を観て過ごせる日々がこれからも続くことを祈って雑記おわり。

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