鹿児島旅行
旅行記です。
2泊3日の鹿児島旅行では近場の観光をしました。
あまりがっつり観光する気力もなかったので、鹿児島市内の徒歩で行ける範囲を少し散歩しました。
その時の写真を載せておこうと思います。
ホテルはレム鹿児島です。
天文館の便利なところにありました。
部屋はややコンパクト気味でしたが、立地はすごくよかったです。
初日は空港からリムジンバスで夕方到着しました。
荷物を置いて17時頃から城山公園の方面を散歩しました。
西郷隆盛像。
展望台のほうへ行く前に寄りました。
照國神社の脇から階段(割と狭い)を登って展望台を目指しました。
展望台に達する前にひらけてるところがあって、ここからでも綺麗に桜島が見えます。
そのまま進むと、駐車場や整備された道があります。
お店はすべて閉まってました。
観光客はあまりいない感じで、地元の人がランニングや散歩をしてる率が高かったです。
展望台からの桜島。
展望台にはベンチなどもあって休憩もできます。
街全体も見渡せました。
そこまで高くないので、ホテルから30分も掛からずに到着できました。(写真撮ったりしなければ20分ぐらいかなと)
距離は短いので、Googleマップだと徒歩15分ぐらいと出ましたが、おまえそれはさすがに平地の時間で想定しただろという感じはあります。
天文館から徒歩20分~30分程度見ておけばよさそうです。
7月末なので19時頃まで明るかったです。
初日はフライト後の散歩も兼ねたちょうどいい観光ができました。
翌日は午後から外に出ました。
JALダイナミックパッケージのオプションで付けたクーポンを利用して昼食をとりました。
『花蓮』
黒豚ハンバーグランチです。
通常1,800円のランチを100円オプションのクーポンで食べることができました。
JALダイナミックパッケージで予約する場合は、オプションのクーポンをチェックするのもおすすめです。
食後は近場散策です。
甲突川沿いを歩きました。
維新ふるさとの道という観光コースになっていて、道沿いに様々な展示があります。
平日昼間&猛暑ということでほとんど人がいませんでした。
歴史ロード維新ふるさとの道。
日新公いろは歌の歌碑があります。
薩摩藩の郷中教育の基本精神になったといわれている歌です。
古への道を聞いても唱えても
わが行いにせずばかひなし
昔から伝わる立派な教えをいくら聞いても、またどれだけ口先で唱えても、自分で実行しなければ何の役にも立たない。
楼の上もはにふの小屋も
住む人の心にこそは高き卑しき
二階づくりの立派な家に住む人も、みすぼらしい小屋に住む人も、その住む所によって人の値打ちは定められるものではない。その人の心にこそ、尊い、いやしいの区別があるのだ。
はかなくも明日の命を頼むかな
今日も今日もと学びをばせで
世の中には、今日は用事がある、今日は気分が悪いなどと言って、大事な学問を勉強せず、あてもなく、明日はないかもしれぬ命を頼みにしている人がいる。だが、今、この時こそが一番大切なのだ。今日やるべきことは今日やりなさい。
少しきを足れりとも知れ満ちぬれば
月もほどなき十六夜の空
まだ少し足りなくても満足するがよい。月も満月になれば翌日からは、十六夜の月となってかけ始める。
酒も水流れも酒となるぞかし
ただなさけあれ君がことの葉
心がこもっていなければ、酒も水のようにまずくなり、心がこもっておれば、川の水であっても酒のようにしみ入る味となる。人の上に立つものは、たった一語であれ、情のこもった言葉をかけるようにつとめよ。
理も法も立たぬ世ぞとて
ひきやすきこころの駒の行くにまかすな
道理も通らず、法も行われぬ乱世だからといって、易きに走りたがる心のままに、わがまま勝手放題をしてはならない。そんな時こそ、わが心を律することが大切なのだ。
仏神他にましまさず人よりも
心に恥ぢよ天地よく知る
仏さまや神さまは外におられるのではなく、各人の心の中におられるのだ。(卑怯なことや間違ったことをしたら)世間の人々よりも、まず自分の心に恥ずかしく思うべきである。天地の神はどんなことでもよく知っているものだ。
現代にも通じる歌だと思いました。
テクノロジーがどれだけ進歩してても、人間社会は、500年前も今も大して変わってなさそうです。
暑かったですが、ほぼ人のいない川岸散歩快適でした。
個人的には普通にこういう観光でいいです。(今のご時世的にも批判される要素ないですし)
川にいる魚を橋から眺めるなど、老後みたいな生活を満喫しました。
維新ふるさと館。
長時間屋外にいるのは危険なので、ふるさとの道沿いにある、維新ふるさと館に入りました。
入場料は大人1名300円です。
写真撮影コーナーやゲームなどの体験型の展示もあって、大人でも子供でも楽しめる施設になってました。
やはり西郷さん関連の展示が多めです。
ゲーム。
薩摩の武士の体格についての展示。
幕末維新のころに日本人の平均身長は156㎝(現代の女子より小さめ)だったのに対して、薩摩の武士は現代人とほぼ同じだったそうです。
薩摩は琉球王府を通して、中国の肉食を受け入れてたので、体格がよくなったと言われてます。
やはりタンパク質は大事です。
薩摩の食事。
普通にバランスよさそうです。
これでしっかりした負荷のかかる運動と睡眠があれば、リーンでデカい身体ができるのも納得です。
- 西郷隆盛 178㎝108~120㎏
- 大久保利通 178㎝70㎏
大久保さんは自分と身長体重一緒でした。
現代の日本だと、身長は少し高めで体重軽めな感じですが、幕末維新の頃の人からしたら、かなり大柄に感じられたと思います。
西郷さんは化物クラスです。
MLBだとセスペデスがこれぐらいのスペックだったと思います。
NPBだと西武の山川とかが近そうです。(176㎝103㎏)
現代にいたとしても充分怪物と呼ばれる数字です。
映像作品の上映も地下で行われてました。
自分ひとりだけの貸切回もありました。
休憩のために屋内入るかぐらいの気持ちでしたが、ふるさと維新館もかなり楽しむことができました。
のどかです。
そのまま鹿児島中央駅方面へ向かいました。
鹿児島中央駅。
駅周辺はそれなりに賑わってます。
ショッピングモール内も老若男女が普通に楽しんでますし、首都圏内とやってることは同じなのに、感染者数のインパクトで首都圏の若者だけがウィルスの元凶みたいな扱いされるのは解せないなという思いはあります。
まぁ地方自治体の政治家からすれば、問題の責任は外部にあるという姿勢を示しておけば、コミュニティ内部での支持は上がるでしょうし、まとめるのに一番楽な方法なのかなとは思いますが。(自分らのとこの県民同士では感染しないウィルスなんすか?と聞きたい気持ちはめちゃくちゃある)
外部に押し付けられない首都圏の首長は、票田にならない若者の責任にしますし、結局『善良な我々の生活を脅かす身勝手な人達』という仮想敵を作ってまとまろうというムーヴなのかなという諦めの気持ちにもなってます。
問題の改善策よりも、誰に責任を負わせれば、一番ダメージ少なく大衆の支持を得られるかということが焦点なんだろうなと思います。
個人レベルで考えれば、地方に長期滞在したほうが感染リスクも低くなるでしょうし、それもいいかなとも思いましたが、仮に病院にお世話になることになるとしたら、首都圏から来た余所者に我々の医療資源が奪われたという感情も湧くでしょうし、なかなか難しいなとも思いました。
コロナ禍によって、国内でも内と外とを明確に分けて考える人が多いことに気づかされました。(それまでは海外では差別的な扱いはされるだろうと思ってたけど、国内にいる分には全然意識してなかった)
実際にリアルで接する方々は皆さん気持ちよく対応してくれるのでありがたいですが、その土地に住む人々の感情とかその辺もできる範囲で察しながら滞在する場所を決めたいです。
一旦ホテルに戻ってから、また夜出かけました。
山形屋の夜のライトアップ。
一見ヨーロッパっぽいです。
商店街も人が少なめです。
どう考えても、今のコロナ禍の状況だと、ほどほどに発展した地方都市のほうがOQL高いと思います。
人口密度高いところだと、同じ行動してても感染者数は増えやすいですし、それによって制限される部分も多く出てきます。(行動制限は百歩譲って許容するとして、状況が悪化する度に毎回スケープゴートにされるのがしんどい)
個人的には、人が集まる大都市からもっと分散して地方滞在も促したらいいのにと考えましたが、そこには受け入れる側の感情もありますし、なかなか難しいのかなとも思います。
首都圏住みでも、多くの人はできる範囲の感染対策した上で真面目に生活してると思いますが、メディアで報道される一部のやばい人達(渋谷とかで騒いでる変なやつ)のイメージで、十把一絡げに東京から来た身勝手な人々と括られるのは割と困るなという感じです。
街中歩いて考えさせられることもありましたが、楽しく鹿児島観光できました。
鹿児島のガイドブックに載ってる観光名所を巡ろうと思うと、移動とか結構面倒な部分もありますが、鹿児島市内だけでもかなり見て回るところがあるので、往復航空券と市内のホテル2泊ぐらい予約して周辺散策とかでも気軽に楽しめると思います。
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