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旅行記です。
ソウル旅行1日目。
1日目はソウル観光というより成田からソウルまでの移動がメインとなります。
前泊したインターナショナルリゾートホテル湯楽城から無料シャトルバスで成田空港第1ターミナルへ。
バスの中でQcodeの入力を終えました。
韓国入国時の検疫がQR表示するだけで終わるので、任意ですが事前にやっておいたほうが入国の手続きがスムーズです。
13時発のフライトですが、プライオリティパスで使えるラウンジにも行きたかったので、8時半のバスに乗って9時には空港に到着しました。
時間に余裕があったので展望デッキ。
色々な国の航空会社がいて旅行需要回復を感じました。
チェックインはセルフチェックイン機で済ませました。
搭乗券チェックしてみるとA380の2階の席になったようでした。(座席指定できなかったので勝手にそこになった)
預け荷物なかったので搭乗券だけだしてそのまま出国ゲートに進みました。
セキュリティも空いてましたし、出国審査も自動で即終了したので、5分程で制限エリア内に到達できました。
久しぶりの出国なのにあっさり終わりすぎて拍子抜けです。
両替のレートもチェック。(今回ウォンへの両替はしない)
日本円の弱さを実感しました。(この数字は手数料込というのもある)
世界中の中銀がインフレ退治の引き締めしてる中、日銀だけは緩和してる状況が続いてるのでそれはそうなるだろうなとは思いますが。
ドル売り円買い介入(或いは口先での牽制)したところで、一時的に円高方向に振れるだけで、結局円安進行の先延ばしの無駄遣いにしかならないですし、大変ですねという感想。
日銀もYCC撤廃して市場の機能を正常化させるべきという意見はそれはそうすぎるんですが、今の日本社会は低金利である(低金利が未来永劫続くこと)を前提に成り立ってしまった感があるので、市場の機能を取り戻すと色々とすぐに破綻しそうな爆弾(市場原理に基づく金利のレートになると住宅ローンとかすぐに詰みそう等)がそこら中にあるので、目の前の実体経済を考えると長期金利を無理矢理抑え続けるしかないのかなと。
長期金利を無理矢理抑えつけるのは、体調が悪いときに体調を治すのではなく体温計の数字を無理矢理低くして誤魔化すことに例えられますが、目先の問題を先送りにしたツケは今後払う必要があるので鬱です。
引き締め政策への転換ができないとなるとインフレ抑制できる気配がないですし、そもそも自国の通貨が弱くなると輸入コストは増大し続けて、国内のコストプッシュ型のインフレは止まらないです。(欧米はデマンドプル型で賃金インフレもあるけど日本は賃金は停滞したままモノの価格だけが上がるスタグフレーション状態なので詰み)
ソフトランディングとかハードランディングのレベルの話ではなく、日本に関しては普通に墜落しかなくない?と思ってしまいます。
まあ個人の話をすると、インフレ下で現預金保有してるのは無能なので、リスクも考えながら他の金融資産に分散しておくといいかなと思います。
金融の話おわり。
プライオリティパスでラウンジ利用するために早めに出国しました。
成田空港第1ターミナルのANAラウンジがプライオリティパスで利用可能ということだったので、それを楽しみにして早めにきました。
第2サテライトのANAラウンジは13時~。
第5サテライトの方へ向かいました。
こちらはオープンしてました。
プライオリティパスでラウンジ入れました。
「スタアラ平会員なのにANAラウンジ使えちゃっていいんですか?」という気持ち。
第1ターミナル利用ならLCC利用でもANAラウンジ使えるのは強すぎではと思いました。
スクートも前まで第2ターミナルでしたが、コロナ禍の間に第1ターミナルになったようですし、ZIP AIRも第1なので、割と使いやすそうなLCCが集まってる印象です。
ラウンジ内も空いてて快適でした。(座席数が多いので奥の方まで行くと人口密度がかなり下がる)
トランジットで成田経由でどこかに行く外国人旅行者も落ち着けそうでした。
ANAラウンジですが日本人が少ないなという印象を受けました。
インバウンド観光客は2019年比で90%近くまで回復してるようですが、日本人のアウトバウンドはまだ40%程らしいので、それはそうかという感じです。
自分自身も今回の旅行が2019年以来の初出国ですし、これから需要戻るといいですねと思いました。
食事も豊富。
今回はFSCで機内食もありますが、LCCでの長めのフライトの場合は、搭乗前にラウンジで割としっかりめに食事できちゃうのはいいなと思いました。
座席にあるQRからWiFi接続。
インバウンド観光客やトランジットで立ち寄る人も使いやすそうです。
スマホから注文できるメニューもありました。(今回は食べなかったけどLCC使う時とかは食べてみたい)
食後は香港のワールドオブウィナーズがはじまったので参加してました。
無料航空券が当たる(買える)キャンペーンです。
先着順の航空会社は見送りでキャセイの抽選一本で行くことにしました。
その他の作業もラウンジで快適に行えました。
7月からはIASSラウンジもオープンするようなので、またラウンジ巡りが捗りそうです。
ANAラウンジを後にしてゲートへ。
ウィンドウショッピングしたり、海外の感染症情報見たり(←見てるのオタクしかいない)の制限エリア内散策も楽しかったです。
A380。
やはり大きいです。
これまでもA380は何度かエミレーツ等で乗ったことはありますが、2階の座席になったのは初めてだと思います。
機内の階段昇るのかなと少し楽しみにしてましたが、普通にボーディングブリッジが2階に繋がってました。
Welcome to Asiana
アシアナ航空搭乗も久々です。(海外旅行自体が久々なのでそれはそう)
ひとつ2階席のデメリットがあったので紹介。
2階のエコノミーの座席は2‐4‐2の配列で、自分は右側の2席部分だったのですが、オーバーヘッドコンパートメントが通常のものと比べて極端に狭く、バックパックが入りませんでした。(真ん中の4席のほうは通常サイズなんですが、端の2席のほうは高さにかなり制限がある)
全ての荷物をバックパックに詰めててそれなりに厚みがあって入らなかったので座席の下に。
A380の2階の特徴を知ることができて面白かったです。
東京⇒仁川
周りの乗客はほとんど韓国人でした。
満席に近かったと思います。
自分も最初は韓国語で話しかけられましたが、日本人とわかるとその後はすべて日本語で話してくれました。(CAさん日本語も流暢ですごい)
機内食。
コロナ前と変わってないかなと思います。(豆腐は少し種類が違うかなと思ったけどそれ以外はほぼ一緒なはず)
美味しかったです。
機内食後はSIMを入れたりして準備してました。
2時間程で仁川到着です。
やはり近いです。
NRT以外の日本の空港のスリーレターもたくさん出てました。
今後は再開する路線もさらに増えるでしょうし、またコロナ前みたいに仁川経由で日本の各地を移動するのが最安になる状態にも期待したいです。
LCCの格安セールがあれば、日本の国内移動の間にソウル旅行や釜山旅行を挟むというのも、費用的には割と現実的です。(成田⇒仁川⇒福岡とか)
A380なので一気に大量の人間が吐き出されましたが、Qcodeのラインは割とスムーズに進んで入国審査も数分待つぐらいですぐ外に出られました。
ソウル市内への移動手段は到着して天気を確認してから決めようと思ってました。
元々雨予報だったので、到着して雨が強かったらバス(ホテルから歩く距離が短い)、小雨程度なら電車(ソウル駅から徒歩)と思ってました。
外出てみると普通に曇りだったので鉄道利用にしました。
A’REXの直通列車です。
9,500ウォン。(クレカ支払い)
一般列車より高いですが、往路はとりあえず直通で。
WOWPASS購入。
WOWPASSの機械が改札内にしかないのは少し不便だなと思いました。
空港のターミナル内に設置できない理由があるのかもしれないですが詳しいことは知らない。
WOWPASSは日本円をチャージして使用できるプリペイドカードとTmoneyカード(交通系カード)が1枚になったものです。
詳しいことは長くなるので別で書きました。
きれいなプラットフォームです。
仁川空港⇒ソウル駅44分。
直通列車は指定席なので座れます。(一般列車はロングシートで混んでる場合は普通に1時間立つ必要がある)
車内ではニュースも。
スポーツニュースではキムハソンが取り上げられてました。
日本のMLB中継はLAA専門チャンネルになってるので、ダルビッシュ投手の試合を観る機会は韓国のほうが多そうです。(サンディエゴにはタティスJr.もいるしおもしろそう)
まあ大谷さんは既にレジェンド級の成績ですし特別な取り上げられ方してもおかしくないです。(その上今年の前半戦は投打共にキャリアハイペースだし)
MLB観にアメリカも行きたくなりました。
ソウル駅到着。
リムジンバス使った時よりも早くて近く感じました。
ソウル駅からホテルまで徒歩10分程。
街中の人のマスク着用率は1~2割ぐらいと日本より脱マスクの傾向にあるように感じました。
ホテルグレイスリーソウル。
日系ホテルなのでチェックインも日本語でしたし普通に日本にいるみたいでした。
コロナ禍の間の国内旅行でもお世話になった藤田観光のホテル。
国内で使ってる会員証の提示もいけました。
部屋もアップグレードしてもらえてありがたかったです。
買い出しがてら街歩き。
小雨が降ってたので、ソウルの街中の信号待ちのところにある傘みたいなのはいいなと思いました。
コンビニで買い物完了。
ホテルグレイスリーソウルの外観。
2018年オープンとまだ新しいです。
文字読めない国での買い物は楽しいです。
出発前に申し訳程度のDuolingoはやりましたが、まだハングル全然わからないです。
気になった部分はGoogleレンズで翻訳してます。
サンドイッチ3,200KRW。(この日のレートで351円)
コンビニの物価は日本と大差ない印象です。
欧米は行ってないのでわからないですが、行った人の現地レポートを見た感じだと、円安と現地のインフレでサンドイッチひとつで1,000円近く飛ぶようなので、それと比べると韓国はまだ日本に近い金銭感覚で買い物できるかなと思いました。
アメリカとかだと、ちょっといいスーパー(ホールフーズとか)いかないとまともなサンドイッチも食べられないですし、それも1ドル100円強時代でもちょっと高めだなと思う金額だったので、アメリカのインフレと円安ドル高(現在1USD144円)考えると、普通に1,000円以上しそうです。
チップも発生する外食は日本人の庶民には無理だと思います。(なんならチップ代で日本の外食1回分以上になりそう)
商品自体にも違いがあって、韓国のコンビニのサンドイッチは、パンも厚みがありますし、具もちゃんとぎっしり詰まってました。
日本のコンビニのサンドイッチはコスト削減のステルス値上げ(実際に値上げすると売れなくなるから消費者に気付かれにくい範囲でバレないように商品を劣ったものにする)で、ペラペラのパンに見えるところに少し具を挟んだだけのものになってるので、価格が同じぐらいで商品の質がここまで違うと、韓国のほうがコスパ優れてると感じます。
「皆で知恵を出し合ってようやくおにぎりの少量化に成功したのに消費者からは全然喜ばれない」というコメントを見たことがあるのですが、それはそうだろとしか思わなかったです。
日本のインフルエンサー()とか、マーケティング()とか言ってる人間も同じで、いかに情報弱者を騙して劣った商品を高値で売りつけるかをビジネスと考えてそうなので気持ち悪いです。(お前らは仕事ができるわけじゃなくてモラルとか倫理観がバグってるだけだから金持っても勘違いすんなよと思ってる)
時代が変わっても近江商人の三方よし(売り手よし、買い手よし、社会貢献よし)の精神は忘れてはいけないんじゃないかと最近の売り手にばかり都合の良い詐欺的な商売を見てて感じます。
コンビニのサンドイッチだけで日本下げすると出羽守と言われそうですが、他所の国と比較して母国で当たり前になってる部分を見つめ直すのも、海外旅行で得られる一つの効用だと思います。
サンドイッチ以外も良心的な価格ですし、普通に美味しいので、韓国のコンビニは日本のコンビニと同じような金銭感覚で使えると感じました。
プロテインバーも美味しかったです。
翌日の朝食べる分も購入してタスク完了しましたが、ひとつ問題発生しました。
日系ホテルだからアメニティ類は揃ってるだろうなと思って何も持参しなかったのですが、歯ブラシとシェイバーの用意はないようで、フロントで課金することになりました。
3年間アメニティ類はすべて用意されてる日本のホテルに泊まってたので油断してました。
予定外の出費。(2,000ウォン)
これもWOWPASSで支払い。
クレカ使えるところでは全部使えるし、明細はアプリで確認できるので便利。
とりあえず3年ぶりの出国成功して無事国境の外での宿泊達成できました。
やはり国内旅行だけだと感じられないこともあって外に出るのは大事だなと思いました。
部屋からのソウルの夜景もきれいでした。(色々感じること、考えることも大事だけど、ただ単にきれいな景色を見たり、写真を撮ったりも旅行の醍醐味)
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