那覇⇒羽田搭乗記
搭乗記です。
先週と同じ便だし、特に書くことないだろと思ってましたが、珍しいことがあったので書いておこうと思います。
3日間北谷で過ごして、那覇から羽田への帰りです。
ゆいレールで行ける範囲のほうが空港からの移動は楽ですが、やはり滞在中は海沿いでのんびり過ごすのもいいなと改めて感じた旅行でした。
那覇空港も徐々に利用者が増えてきたように感じます。
ラウンジは先週同様混雑してました。
帰りの便の搭乗率は9割程です。
空いてれば窓際で外を眺めようかと思いましたが、混んでたので通路側を選択しました。
A350なのでモニター付きです。（外の様子も画面で見られます）
フライト中はKindleで読書をしてましたが、読書中に視界の端に、何か通路を動くものが見えました。
何か他の乗客の私物が転がってきたのかと思い、視線をそちらに移してみると、カメが歩いてました。
機内の通路をカメが歩いてました。←大事なので2回言いました。
『カメ…？？？』という感想しかありませんでした。
割と飛行機乗るほうですが、これまでで初めての体験だったので、『那覇発だからカメ乗っちゃうこともあるよね』とも思えませんでした。
カメが歩いてることに気づいたのも、自分と、通路を挟んで少し後方のお兄さんだけだったっぽくて、他の乗客もほぼ気づいてない感じでした。（前方座席の人たちはそんなことがあったことも知らないと思う）
まぁフライト中に足元とかあまり気にしないだろうし、動きもゆっくりめなので、なかなか気づかれないだろうなとも思います。
サイズ感はスマホ大という感じでしたが、さすがに噛むタイプのやつとかだったら被害が出たときに大変だと思ったので、近くのCAさんに報告しました。
CAさんにヤベー奴だと訝しまれることを覚悟して、『通路をカメが歩いてたんですけど』と伝えると、最初はきょとん顔でしたが、一応説明すると信じてくれて探し始めてくれました。
周辺が少しざわつくと、飼い主さんが名乗り出たようで、その方のペットのカメが逃げ出したようでした。
今まで気にしたこともありませんでしたが、カメなどの小型の生き物の機内持ち込みが可能という新情報を得ました。
しばらく逃走が続きましたが、10分~20分ぐらいで見つかりました。
割と前の方（座席10個以上）まで移動してたので、その間よく気づかれずに移動したなと感心しました。
最後は飼い主さんが登場して捕獲して事なきを得ました。（CAさんもカメの捕獲訓練とかしてないだろうし、なかなか酷な状況だったと思います）
先週と同じ便でしたし、乗客も割と普通に増えてきたので、なんでもない普通のフライトになるかと思ってましたが、かなり珍しい事態に遭遇しました。
こういったイレギュラーな事態も旅の醍醐味だと思いますし、試行回数を増やせば、珍しい出来事との遭遇も増えるかなと思います。
機内でカメに遭遇するという珍しい体験ができて面白かったです。
自分も生き物はあまり得意ではない（人間を筆頭に）ので、実際に何か影響を受けた場合は、こんなに悠長なことも言ってられないと思いますが、今回の件は割とほのぼのとしたレベルで済みました。
客室乗務員の方々は大変だったと思います。ご苦労様でした。
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